胃腸炎に有効なアズレンスルホン酸と咳止めとの関係

日本の食生活は近年大きく変化していっており、いわゆる食生活の欧米化によって胃には負担のかかる食事が増えてきています。
胃腸炎を放置してしまうと、胃潰瘍、十二指腸潰瘍に移行したり、逆流性食道炎を引き起こしたりします。
将来的には胃がん、食道がんのリスクも高まってしまうため治療は早期に行った方がいいです。

胃炎に対しては胃酸分泌抑制薬や胃粘膜修復薬が主に使用されますが、アズレンスルホン酸ナトリウム(マーズレン)という薬も使用されることがあります。
アズレンスルホン酸ナトリウムは消炎薬で炎症を止めることによって胃炎の症状を改善していく薬です。
通常、1日3回毎食後に服用します。
この薬は他の薬と併用しても構わない薬です。
胃酸分泌を抑えるプロトンポンプ阻害薬やH2ブロッカー、レバミピドやセルベックスなどの胃粘膜修復薬と併用することでより大きな効果が期待できるでしょう。

また咳止めとの併用に関してですが、咳止めとアズレンスルホン酸ナトリウムも併用しても構わない組み合わせです。
咳止めには様々な種類のものがありますが、種類によっては胃に負担をかける薬があります。
例えばリン酸コデインは胃腸障害を引き起こしやすく、またβ2受容体刺激薬(メプチンなど)は胃のムカムカを起こしやすいです。
このようにして起こる胃炎症状をアズレンスルホン酸ナトリウムは予防し、治療してくれます。
もし胃の弱い方がこのような種類の咳止めを飲むことがあれば前もってアズレンスルホン酸ナトリウムを併用しておくといいかもしれません。

ちなみにアズレンスルホン酸ナトリウムは副作用の出にくい薬です。
長期服用しても問題ない薬なので安心して使用してみましょう。

関連トピックス